ナットウキナーゼって何?

納豆が健康なからだを維持してくれるということをご存知でしょうか?納豆は、大豆を柔らかく煮たものに納豆菌を加えて醗酵して作られます。納豆のネバネバがこの納豆菌にあたり、この納豆菌の中にナットウキナーゼが含まれているのです。この納豆菌の中に住む酵素、ナットウキナーゼは血栓を溶かし、血液をサラサラにしてくれます。ナットウキナーゼは倉敷芸術大学の須見洋行医学博士によって発見されたもので、世界でひとつだけ、納豆のみに含まれているのです。


納豆1パックに含まれるナットウキナーゼの量

血栓を溶かし、血液をサラサラにしてくれるナットウキナーゼですが、このナットウキナーゼと同じ働きをしてくれる医薬品に「ウロナーゼ」というものがあります。納豆に含まれるナットウキナーゼの量は驚異的で、何と1パックの納豆に含まれるナットウキナーゼの量は約20万円分のウロナーゼに匹敵します。さらに持続期間も、ウロナーゼは4〜20分なのに対して、ナットウキナーゼは4〜12時間効果が持続します。


ナットウキナーゼで血液サラサラ

血栓を溶かして血液をサラサラにしてくれると言われているナットウキナーゼですが、ナットウキナーゼはどのように働いて血栓を溶かしてくれるのでしょうか?そもそも血栓とは血液の中にある塊のことで、フィブリンというたんぱく質から形成されています。この血液の塊は怪我をした際などの止血をするのに不可欠な物質で、止血が完了して修復されると血栓は溶かされていきます。しかし、この血栓を作って溶かすという働きが崩れたり、ストレスやからだの不調などにより血栓が溶けにくい状態になると血栓が血液の中に蓄積し、心筋梗塞や脳梗塞の原因ともなります。
心筋梗塞や脳梗塞を予防するには血液をサラサラの状態にしておく必要があります。そこで、納豆に含まれるナットウキナーゼが活躍してくれます。健常人のボランティアの人にナットウキナーゼを摂取してその後の血液の様子を観察する実験を行ってみました。その結果、1時間後から少しずつ血栓が溶け始め、6時間後には血栓が溶けてサラサラで綺麗な血液の状態になったという結果が報告されています。元々血液の流れが悪い、という人は特に積極的に納豆を食べたり、ナットウキナーゼを摂取することで健康なからだを維持できるでしょう。